2017年02月03日
天竜杉の大丸太①
天竜の山から、大きな丸太が届きました。
直径64㎝、樹齢は推定130年。
手前は直径16~20㎝程の丸太です。比べると、その大きさがよく分かりますね。
年輪に刻まれた歴史。
大きな木や長生きした木には『精霊』が宿るそうです。
明治時代から生きてきた木々に敬意をはらい、塩を撒いて手を合わせます。
製材所は『木に意思を持たせる事ができる最後の砦』
長い間、山を守り続けた木の命を預かり、新たな舞台で活躍できるよう形をかえます。
食べ物をいただくときと同じように、感謝の気持ちを忘れてはいけません。
どのような木も丁寧に、余すことなく製材する。
製品として新しい命を吹き込むことが、私たちの仕事であると思っています。
この丸太から、どのような製品が生まれるのでしょうか。
2017年02月03日 | Posted in 製材事例 | | Comments Closed