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2017年06月28日

端材を活かす

住宅用資材などの製品をつくる際に、どうしても出てしまう端材。

端材といえど、長年生きてきた天竜杉の一部です。

 

その端材を活かして何かできないかと、このようなものを作ってみました。img_8638-2

天竜杉のハンドメイドキット。

子どもから大人まで楽しめるよう、簡単に作れるものを集めて箱に詰めました。

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作業は『削る、貼る、塗る』のみ。

自ら手を動かして作ったものには、不思議と愛着が湧くものです。

キットの内容については、またゆっくりとご紹介させていただきます。

 

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伐採されて永田木材に届いた木を製材し、端材も含め使い切る。

そして再び木を植える。img_8649-2

『木を切る→使う→植林する』という循環が、天竜の美しい森林を守る。

そんなメッセージを込めてつくりました。

 

一人でも多くの方に、天竜杉の温かさ、心地よさを感じていただけたら嬉しいです。

 

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2017年06月12日

4面無節の天竜桧柱②

先日のブログでお伝えした、熊平さんの丸太から挽いた桧の柱。

製材してからすぐに取り掛からなければならない、大切な作業があります。img_8414

 

それは『背割り』です。

製材した柱をそのまま天然乾燥させると、寝かせているうちに乾燥に伴う割れが生じます。

そこで、裏になる面にあらかじめ『背割り』をすることで、他の化粧面の割れを防ぎ、柱の価値を高めるのです。

img_84181本1本、真っ直ぐに鋸を入れます。img_8422

表面から柱の中心まで背割りすることで、中の乾燥も早くなります。

大切に育てられた木。最良の状態に加工して出荷することが製材所の仕事です。

 

もちろん、柱を挽いた残りの側(ガワ)も、外部胴縁などの下地材等として使い切ります。

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『生産者の顔が見える』

肉や野菜と同じように、木材においてもトレーサビリティが大切であると考えています。

静岡県産の原木は、販売管理票により、伐採地から出荷に関わる工程を追うことができるようになりました。

今回のプロジェクトで使用する【浜松市産FSC認証材の桧丸太】は、どこで育ち、誰が関わって消費者まで届けられたのかが明確です。

自分の手元に届くまでに、誰が関わったのか。

顔が見えることで、消費者の安心・安全に繋がれば良いと思っています。

 

先日、『隔月間 コンフォルト NO.153』において、弊社の取組みを取上げていただきました。img_8442-2

『天竜の良材をどう活かすのか。』熊平さんのお話も掲載されています。img_8441

天竜の山にはたくさんの森林があり、良材から並材まで様々な丸太が生産されています。

弊社に届く丸太も様々、1本たりとも無駄な木はありません。

住宅材料だけではなく、家具、外構材、工事部材、梱包材など木が活躍する場所はたくさんあります。

それぞれにあった適切な使い方があり、適材適所に使用するために『製材工場』は必要不可欠なのです。

 

図面を見て製材する。注文に応じて製材する。

永田木材は、木を活かす『最後の砦』。

製材を通して『天竜材の持つ魅力』を全国に発信していきます!

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2017年05月21日

4面無節の天竜桧柱①

弊社より天竜へ向かって1時間ほど車を走らせたところに、天竜区 熊 という地域があります。

その地で山林を営む『熊平智司』さんより、桧の枝打丸太が届きました。

もちろん【浜松市産のFSC認証材】です。

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img_8123-2熊平家は200年ほど前から林業を営んでいるそうです。

間伐や枝打ちなど、手入れの行き届いた熊平さんの山林。

大切に育てられた杉・桧は、真っ直ぐで節が少なく、天竜のなかでも特別良材と言われています。

 

『天竜桧の美しい柱を挽きたい!』

早速チャレンジします。

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鋸を進めるにつれ、美しい断面が見えてきました。

丁寧に枝打ちされた桧丸太には、節が表れません。img_8194

四方無節(4面節なし)120㎝角用、FSC天竜桧の柱です。img_8195-2

img_8157-2桟積みし、これからじっくりと乾燥させます。

 

『天竜は並材』

そう耳にする事がしばしばあります。

しかし、天竜は『日本三大人工美林』に挙げられるほど、植林の歴史が古く、美しく豊富な森林があるのです。

500年以上前から杉や桧を中心に植林され、様々な樹齢、様々な育てられ方をした木が林立しています。

長い年月をかけて、手間を惜しまず 育てられた木々が今、適齢期を迎えているのです。img_8410-2

こんなに素晴らしい木が天竜にもあるということをもっともっとたくさんの方に知っていただきたい!

天竜材の魅力を、最大限に引き出せるような製材所でありたいと思います。

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2017年05月04日

庭あそイベント2017

4月29日・30日と2日間にわたって行われた

庭あそさんのイベント『2DAYS&2SHOP』

 

1日目は幻の井の國屋バーガー出店です。img_8282%e4%bf%ae%e6%ad%a3

 

img_8308峯野牛のジューシーなパテに、小麦畑の竹炭パンがサクサク!

さっぱりピクルスソースとの相性がたまりません。

 

弊社の木材で製作したバーガープレートも大活躍。

img_8293なんと!このプレートはお持ち帰りできるのです。

とってもお得ですね。

そして昼過ぎにはバーガー完売!img_8318

次はどんなイベントで出会えるのでしょうか。

とっても楽しみです!

 

2日目は永田木材『FAMILY WORKSHOP』

クローバースツールを作ろう!img_8324-2

 

たくさんの方にお越しいただき、賑やかな一日になりました。img_8336

並んだキットの中から好きなものを一つ選び、

自分だけのスツールをつくります。

 

工具はとんかち1本。

力強く釘を打つ、小さな大工さん。

優しくサポートするお父さんお母さん。

家族の温かさを感じるワークショップになりました。img_8370-4

このスツールづくりを通して、

少しでも天竜材に興味をもっていただけたら嬉しいです。

 

ご参加いただいた皆様、イベントに招いてくださった『庭あそ』さん、

本当にありがとうございました!

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2017年04月26日

イベント出店のお知らせ

 

4月29日(土)・30日(日)に浜松市北区細江町の『庭あそ』さんで

イベント『2DAYS&2SHOP』が開催されます!%e5%ba%ad%e3%81%82%e3%81%9d%e3%82%a4%e3%83%99%e3%83%b3%e3%83%88

%e5%ba%ad%e3%81%82%e3%81%9d%ef%bc%92ガレージセールや新作アイテム販売会など、面白そうな企画がいっぱい。

 

30日の日曜日には、永田木材もワークショップを出店いたします!

 

親子一緒に、思い出のモノづくりをしませんか?

花台として使ってもOK!キッズチェアとして使ってもOK!

もちろん大人も座れるスツールです☆img_8068

真上から。天板はクローバー型です!!img_8088

材料はもちろん天然乾燥の天竜杉。img_8090

組立て式の脚は、全て大工さんの手加工です。img_8000-2

img_7994img_8022-3img_8030一本一本に思いが込められています。

 

とんかちと釘を使って、脚を組立て、天板を貼り、

完成させるのはあなた!

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自分の名前を入れれば、素敵なオリジナルスツールに☆

 

4/30(日)『FAMILY WORKSHOP』

是非、遊びに来てください!

 

【場所】

浜松市北区細江町気賀676

concierge676の前で出店します!

 

【予定時間】

1回目 10:00~11:00 6組様

2回目 11:00~12:00 6組様

3回目 13:00~14:00 6組様

 

【金額】

1台1500円

 

詳しい情報は、庭あそさんのHPをご覧ください。

http://niwa-asso.jp/

 

【お問い合わせ】

『庭あそ株式会社』053-523-3430

先行予約も受け付けています!

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2017年04月19日

産学協同制作の机

弊社セミナールームです。

床はタモの柾目、壁は漆喰、開放的な空間です。%e5%86%85%e8%a6%b3%e2%91%a0-2

この空間には、どのような机が合うのでしょうか。

 

昨年、名古屋芸術大学 芸術学部 スペースデザインコースの授業で、

セミナールームに合う『天竜材を使用した机』を考えてもらいました。

 

弊社製材工場の写真を見た学生さんの目に留まったのは

「桟積みされた木材」img_5425

『桟積み』とは、木材を乾燥させる方法の一つ。

風が通るように間隔を空けて木材を並べ、桟木を置いて何段にも重ねて積むことをいいます。

弊社では、製品を桟積みした状態で、長い時間をかけて自然乾燥させます。

 

授業で提案された学生さんのアイディアは目を見張るものばかり。

柔軟な発想で、様々な机が提案されました。

 

学生さんの創造力はスゴイ!!

『桟積み』のイメージをもとに先生が監修し、産学協同で机の製作に入りました。

 

そして完成した机がこちら。
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『丁寧に桟積みされた木材の上に、澄んだ空が見える』

私が初めてこの机を見たときの感想です。
img_7960img_7958-2img_7961天板はガラス、木と木の間に入っている桟木のような黒い角材は、鉄です。

 

学生さんのインスピレーションと、イメージを形にする技術。

木・鉄・ガラス、それぞれの素材の良さと、調和。

全てが集まることで創り出されました。

 

セミナールームにお越しの際は、是非ご覧ください!

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2017年04月10日

木工製品紹介

本日は、天竜材を使って弊社が製作した、木工製品をご紹介したいと思います。

 

<天竜杉のスツール>%ef%bd%bd%ef%be%82%ef%bd%b0%ef%be%99%e5%86%99%e7%9c%9f

これは、7月に弊社で行ったイベント『天竜杉でmyスツールを作ろう!』で使用したものです。img_6114

スツール作成キットになっており、自分の手で組み立てることができます。

材料は天竜杉の端材。

色味も杢目もすべて異なるので、一台一台、違った印象のスツールになります。

 

ご好評につき、新作スツールも製作中。次作は、天板が〇〇の形に!

地元のイベントにてワークショップ出店予定です。

詳細が決定しましたら、ご報告させていただきます!

 

<天竜桧の箸>

10月に静波海岸で行われたイベントに参加し、箸づくりのワークショップを行いました。img_5087-2

治具とかんなを使い、1㎝×22㎝の角材から、箸を削り出します。

かんな削りのコツさえつかめば、どなたでも簡単に天竜桧のMY箸をつくることができます。

桧の良い香りがしますよ!

箸作り体験をご希望の方は永田木材まで。

 

<井の國屋バーガープレート>%e4%ba%95%e3%81%ae%e5%9c%8b%e5%b1%8b%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%88

地元の同級生が協力してつくった『井の國屋バーガー』

そのバーガーとポテト、ジュースを乗せるためのプレートを天竜杉で作りました。

上の大きな穴はジュースのコップを入れるため、左下の小さな穴は、親指を入れて持ちやすくするためにあけています。1481854589045

浜北のパン屋さん『小麦畑』のバンズに、奥山の牧場『峯野牛』のパテ、さっぱりとしたピクルスのソースがよく合います。

井の國屋バーガー、是非ご賞味ください!

2017年04月10日 | Posted in ブログComments Closed 

 

2017年03月22日

天竜杉の大丸太③

『天竜杉の大丸太②』の続きです。

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鋸が根元まで入り、杢目があらわれました。

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かまぼこ状になった丸太。

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このかまぼこを、さらに製材します。

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縦にスライスしながら、製品をとっていきます。

img_6518img_6523img_6532img_6544木取りの通り、無駄は出しません。

大きく形とった材から反りを抜き、成形していきます。

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丁寧に木屑を払い、一本一本仕上げます。img_6590

芯去材の製材は通常の製材工程より作業が多く、時間を要します。このように、何回か鋸を通してようやく一本の製品ができるのです。

 

今回挽いた製品はこちら。

芯去の桁、柱です。芯を落とした材は割れにくく、柾目が美しく出やすいのが特徴です。

しかし、芯去材は丸太の芯を避けて取るため、大きな材が取りにくくなります。

(柾目を美しく見せるためには大きな丸太が必要)

そこで、今回は樹齢130年の丸太を使わせていただき、芯去の大きな材をとることに

チャレンジしました。赤身がはった綺麗な材が取れました。img_7643

 

 

img_7662『天竜の丸太で綺麗な材をつくり出す事は難しい』と良く周りから言われるのですが、

そんな事はありません。弊社では乾燥機に入れず、天然乾燥で乾かすため、

この製品が使用できるようになるまで早くても3年。長い月日をかけて乾燥させ、

出荷前に再度木取りをします。

手を動かし、汗をかいて良い製品をつくる。『モノづくり』の基本です。

天竜材が持つ魅力を、天竜材の底力を今後も発信できればと思います。

この製品がどのように使われるのかはまた別の機会に。

2017年03月22日 | Posted in ブログComments Closed 

 

2017年03月10日

天竜杉の大丸太②

天竜杉の大丸太を製材します。

先日お清めをした、末口径64㎝、樹齢130歳の大丸太です。

一般には流通していないのですが、赤身で創りたい(チャレンジしたい)自社製品があり、しばらく丸太を寝かせていました。

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まずは皮剥きから。

間に小石等が入っていると製材機が傷んでしまうので、鬼皮を取ってしまいましょう。

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皮だけでも大変な量です。

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皮を剥いた丸太は、「台車」と呼ばれる製材機のもとへ運ばれます。

 

 

「木取り」の様子です。

「どのように丸太を挽き、どのような製品を取るか」を考える重要な工程です。

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この図は一例ですが、木取りには色々な方法があります。

丸太を見て、木目、色目、節の出方などを考慮し、どの部分でどの材を取るかを決めるのです。

1本の丸太から、最も効率よく製品が取れる方法を考え、無駄をなくさなければなりません。

 

 

製品の印象、質、価値は、取り方によって大きく変わります。

赤身で取るか、白太で取るか、源平(赤と白)で取るかでも変わります。

板目で取るか、柾目で取るかでも変わります。

節があるか、無地かでも変わります。

乾いた後の曲がり方、反り方、縮み方も予測しなければなりません。

 

「木取り」は職人技です。

 

取り方を決めたら、いよいよ丸太を挽いていきます。img_6420

台車のハンドルマンが、慎重に鋸を入れます。

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杢目が見えてきました。

次は中心で割ります。

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半分に割れた丸太が倒れてしまうと危険なので、頭側から「かすがい(鎹)」と呼ばれるコの字型の釘を打ちます。

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そして再び、慎重に鋸を進めます。img_6450

 

一体、どのような製品を創ろう(チャレンジしよう)としているのでしょうか。

次回に続きます!

2017年03月10日 | Posted in ブログComments Closed 

 

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